弱虫ペダル
私が10回以上読んだであろう漫画
アニオタだった主人公の小野田坂道くんが
あるきっかけで自転車競技部に入り
いろんな人と関わりながら
ロードレースで戦っていくのだ
この中で主人公の坂道くんと
ライバルの真波山岳くんが
『3日間のインターハイ中チームの勝敗に関わらないどこかの山で勝負しよう』
と約束するのだが
1年目は結局チームの勝利を賭けたゴール前の勝負になってしまい
2年目もさまざまな障害でまたチームの勝敗がかかるゴール前の勝負になってしまう
その2年目の勝負にはいった時の
真波山岳くんのセリフに
ーオレたちのこと上から見てて運命を配置していくような神様的な存在がいるとしてー
ー皆 よく言うでしょー
『いいことがあった』
『最近ついてる』
『悪いことばかりおこる』
『今日は何をやってもダメな日だ』
『神様は何でオレにばかりつらいことを』
『不幸なことは続く』
『クジ運が悪い』
ーだけど たぶん その神様って人はー
ーそこに“いいこと”と“悪いこと”の区別はないー
ー“出来事”を配置しているだけなんだってー
ーわかる?こういうのー
ー「出来事」ならとらえ方とそのあとの自分の行動次第で
いいことにも悪いことにも変えることができるー
ー大切なのは、今でいうと“勝負できる”そのチャンスが巡ってきたということー
ーそのチャンスに感謝して“精一杯生きる”それだけだって!-
ーそれが運命を受け入れることだって!-
やはり人を惹きつけるものを創る人というのは
そういうものの考え方をしているのだなと思う
自分が今まで試練だと思っていることも
とらえ方を変えれば成長するチャンスかもしれない
出来事だけではない
物質だってそうだ
例えばジェットコースター
私は死ぬほど好きだけど
死ぬほど嫌いな人もいる
でもジェットコースターは
ジェットコースターであるだけで
楽しいとか
怖いとか
区別しているのは自分なのだ
結局はいつも言うように
すべての答えは自分の中にあるのだ