記憶のすり替わり
先日も書いたヤマガラのお話
職場の建物の片隅に飛べないヤマガラの雛がうずくまっていた
私と一緒に見つけた人A子さんが
『巣から落ちちゃったのかな?』(←ここ覚えておいて)
とりあえず私の家で手当てすることにして
その後山に飛び立って行ったのですが
「ヤマガラが家出したー」
とA子さんに話していたら
「誰が家出したの?」
とB子さんが聞いてきたので
A子さんが私の代わりに説明を始めたのだけど
『目の前でボトッと巣から落ちてきた雛が治って家出した』
と、、、
んっ?
一緒にうずくまっているのみつけましたよねー?
確かに巣から落ちてきたっぽかったけど
見たときはすでに地面でうずくまってましたよね?
近くに巣がありそうな木とかないですよね?
あまりにリアルに語っているのでそんなことは言えませんでした
だって彼女の記憶の中では確かに巣から落ちてきているのだ
家に帰って母親にそのことを話たら
『あんたの記憶が間違ってるかもしれないじゃない』
と、、、
ち~~~~~~ん
他人の記憶は他人の記憶
自分の記憶は自分の記憶
それぞれが本人の中では確かなものなのだ