神様の憂鬱

神様の代わりにいろいろ経験しています

魔法の言葉

今回も言葉について

 

この世にはとても便利な魔法の言葉がある

それは

 『酔っていて覚えていない』

 

これは一口でもアルコールを摂取したら使える便利な魔法の言葉だ

 

どんなに

悪口を言おうと

人を傷つけようと

甘い言葉を囁こうと

この言葉を言えばすべて無効になるのだ

 

 

酔うと記憶がなくなるという話はよく聞くが

実はそうでもないらしくて

 

飲み始めると誰にでも絡む癖のある酒乱がいて

その人も次の日には覚えてません風にしているのだけど

ある時初めて一緒に飲んだ人にいつものように絡んだ時

その相手が胸ぐらをつかみ『いいかげんにしろ』と恫喝したら

(決して私ではございません)

その後その相手に絡むことはなくなったそうで

結局記憶にないというのはただの自己申告じゃないかと思うのだけど

 

私はまったく飲めないので

真偽を確認できないのが残念

 

 

 

世間を騒がせるニュースでも

この言葉を使う人が多くて

いままでもその一言で済んでいたことが多かったのだろう

 

遥か昔から

お酒のない世界はないし

これからもなくなることはないのだろうけど

その魔法の言葉だけは

通用しない世の中にはならないものだろうか

 

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